千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院だけです☆
蕁麻疹について
蕁麻疹は、なんらかの理由で真皮上層の血管が拡張し、その透過性も亢進したことによって生じる膨疹(盛り上がり)のことを指します。血流量が増加するため、膨疹部はその周囲の皮膚よりも色が濃く(紅斑)なります。
蕁麻疹の症状
蕁麻疹の主な症状は痒み 赤み(紅斑) ブツブツ 膨疹 ミミズ腫れ(膨疹の一種)となります。
一般的に皮膚症状は数分~2時間程度で収まり、長くても24時間以内にはほぼ消失してしまいます。痕が残ったりすることもありません。
蕁麻疹がある人の約50%に血管浮腫が見られることがあると言われていて、血管がポコッと盛り上がったように見える場合があります。
この血管浮腫が蕁麻疹と一緒に現れる場合は、その原因が膨疹と同じく血管透過性の亢進によるものになりますが、この血管浮腫には膨疹と異なる部分があります。それは痒みがないということです。簡単に言うと痒みを伝える神経が血管にはないため血管浮腫の場合は痒みではなく痛みが主な訴えとなってきます。
よくある蕁麻疹
蕁麻疹にも様々なタイプがあます的よくみる代表的なものを紹介したいと思います。
蕁麻疹 | 特徴的な初見 | 誘引物質/刺激 | 発生機序 |
突発性・急性蕁麻疹 | 1か月程度で治まりやすい | 誘引不明 | |
突発性・慢性蕁麻疹 | 発症から6週間以上経過しているもの 夕方から夜間に見られることが多い |
誘引不明 | |
コリン性蕁麻疹 | 麻疹様の小さな膨疹(5mm以下のブツブツ)が典型例 痒みの他にピリピリとした痛みを感じることもある | 発汗(入浴 運動 気温の変化 ストレス 疲労 アルコール 香辛料)など | アセチルコリンという発汗に関わる神経伝達物質が刺激となって現れると考えられている |
アレルギー性蕁麻疹 | 食物・天然ゴム・薬など、特定の抗原に曝される | I型アレルギー | |
食物依存性運動誘発 アナフィラキシー |
蕁麻疹の他、呼吸困難や血圧低下を伴う | 小麦摂取×運動 | 運動によりアレルゲンが吸収されやすくなってしまうと考えられている |
接触性蕁麻疹 | 原因物質が接触した箇所への膨疹の出現 | 天然ゴムなど | |
物理性蕁麻疹 | 寒冷・日光・温熱・圧迫・水・引っ掻く等の 物理的刺激 |
特定の物理的刺激により誘発される | |
非アレルギー性蕁麻疹 | 非ステロイド系消炎鎮痛薬・造影剤・サリチル酸(食品成分)など | I型アレルギー機序を介さずに現れる |
注意が必要な蕁麻疹
蕁麻疹は症状が単体であれば痒みこそあれ時間と共に消退していくものなので、基本的に心配はいりませんが以下のようなケースは要注意です。
蕁麻疹と共に咳や腹痛、吐き気などが同時に見られるもの➡アナフィラキシーの可能性有り=要経過観察。
加えて、血圧の低下や呼吸困難、意識の混濁➡アナフィラキシーショック=救急車要請
アナフィラキシーショックまで進んでしまった場合には、生命の危険が出てきますので救急車を呼び可及的早期に適切な処置を受ける必要があります。
蕁麻疹に対する当院の施術
蕁麻疹に対して、当院ではアラテックセラピーを軸に以下の考え方で施術を行なっております。
蕁麻疹には「よくある蕁麻疹」でも触れた通り複数の種類があります。
大前提としてアナフィラキシー及びアナフィラキシーショックと関連する蕁麻疹に関しては施術を行なえません。
・アレルギー性蕁麻疹、接触性蕁麻疹、物理性蕁麻疹のように、蕁麻疹の原因となる物質/刺激が明らかな場合は施術回数は少なくて済むことが多いです。
・突発性の蕁麻疹に関しましては、誘引不明とありましたように症状の原因となる物質/刺激がハッキリしないことが多く、良くなるにしても複数回の施術が必要ですし思ったように効果が現れないこともあります。
・コリン性蕁麻疹に関しましては、その発生機序に関わる生体物質や刺激を中心に関連項目の施術を行なっていきますが、突発性蕁麻疹と同様に根気が必要ですし、効果が現れないこともあります。
蕁麻疹の施術には、アラテックセラピーを受けていただくことを前提としていますが、アラテックセラピーに加えて自律神経を整え、ストレスを緩和させるための鍼灸/整体施術を加えさせてもらうこともありますし、自律神経を整えるような生活習慣の実践をお願いすることもあります。
アラテックセラピーによる身体システムのエラーの修復と、施術や生活習慣の改善で蕁麻疹やアレルギーを起こしやすい体質に変化を加え克服を目指すのが当院の施術方針になります。
特定のものを食べると蕁麻疹が出てしまう、、、
蕁麻疹の痒みがツライ、、、
蕁麻疹のせいでよく眠れない、、、
このようなお悩みのある方はお気軽にご相談ください。