千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院だけです☆
Contents
ピーナッツアレルギー(過敏症)について
ピーナッツアレルギーは、ピーナッツに含まれる特定のタンパク質に対する免疫系の異常な反応によって引き起こされるアレルギーです。ピーナッツアレルギーのメカニズムは、主に免疫系がピーナッツのタンパク質を有害なものと誤認し、過剰な防御反応を起こすことにあります。この免疫反応が重篤な場合、アナフィラキシーと呼ばれる生命を脅かす状態に陥ることもあります。
ピーナッツアレルギーのメカニズム
-
感作(センシタイゼーション)
- ピーナッツアレルギーは、初回摂取時にすぐ発症するわけではなく、感作と呼ばれる段階を経てアレルギーが成立します。
- 感作とは、ピーナッツに含まれるタンパク質が初めて体内に取り込まれた際、免疫系がそれを「異物」として認識し、その後の接触に備えて特定の抗体(IgE)を生成する過程です。
- ピーナッツに含まれる主要なアレルゲンタンパク質としては、Ara h1、Ara h2、Ara h3などが知られており、これらのタンパク質に免疫系が反応します。
-
IgE抗体の生成
- 感作が行われると、体内の免疫細胞であるB細胞がIgE抗体を生成します。このIgE抗体は、肥満細胞や好塩基球といった特定の免疫細胞に結合します。
- この段階では、まだ目に見えるアレルギー症状は現れませんが、次回ピーナッツに接触したときに過剰反応を起こす準備が整います。
-
アレルギー反応の発症(再接触時の反応)
- ピーナッツアレルギーの人が再びピーナッツに接触(摂取、吸入、または皮膚接触)すると、ピーナッツのタンパク質がIgE抗体に結合します。この結合により、肥満細胞や好塩基球が活性化され、アレルギー反応が引き起こされます。
- この活性化された細胞は、ヒスタミン、ロイコトリエン、プロスタグランジンなどの化学物質を放出し、アレルギー症状を引き起こします。
-
化学物質の作用とアレルギー症状の発生
- ヒスタミン: 血管を拡張し、血流を増加させるため、局所的な腫れ、かゆみ、発赤を引き起こします。また、気道の粘膜を刺激し、くしゃみや鼻水、喉の腫れ、喘息のような症状を引き起こします。
- ロイコトリエンとプロスタグランジン: 呼吸器に影響を及ぼし、気道を狭めたり、粘液の分泌を増やすことで、呼吸困難や喘息発作を引き起こすことがあります。
ピーナッツアレルギーの症状
ピーナッツに接触すると、数分から数時間以内に以下のようなアレルギー症状が現れます。
-
軽度から中等度の症状
- 口や喉のかゆみ、違和感
- 蕁麻疹(じんましん):皮膚に発疹や赤み、痒みが現れる
- 腹痛、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状
- 鼻水、くしゃみ、目の痒みや涙
-
重度の症状(アナフィラキシー)
- 呼吸困難: 気道が狭くなり、呼吸が困難になる(喘息症状)
- 血圧低下: 血管が広がり、血圧が急激に低下する
- 意識障害: めまい、混乱、さらには意識喪失に至ることがある
- アナフィラキシーショック: 致命的な状態で、緊急の治療を要します。症状には急激な血圧低下、呼吸停止、意識喪失などがあります。
ピーナッツアレルギーに関わらず食品アレルギーの表れ方には個人差があります。以下に挙げるのが代表的な食品アレルギーの症状です。
- 皮膚症状:蕁麻疹 痒み 発赤 湿疹
- 口腔症状:痒み イガイガ 違和感 腫れ 咽詰まり
- 消化器症状:吐き気 嘔吐 腹痛 下痢 血便
- 呼吸器症状:咳 息苦しさ 喘鳴 くしゃみ 鼻水 鼻詰まり
- 眼症状:痒み 充血 流涙 腫れ(瞼)
- 全身症状:元気がなくなる 怠い 疲れる 機嫌が悪くなる 意識障害
- アナフィラキシー:上記の症状が複合的に強く表れ、生命に危険が生じる可能性のある反応のこと
- アナフィラキシーショック:アナフィラキシーの際に、血圧低下、意識障害、失神を伴うような重症状態のこと。非常に危険。
食品アレルギーの場合、症状がわかりやすく出ていることもあれば、なんとなく感じていた不調の原因が実はその食品のせいだった、というようなケースも少なくありません。
原因不明の何かしらの不調があるような方は普段当たり前に口にされている食品を改めて見直してみるのも良いかもしれませんね。
ピーナッツによるアナフィラキシーのメカニズム
アナフィラキシーは、全身に影響を及ぼす急速なアレルギー反応です。ピーナッツアレルギーでは、ピーナッツのタンパク質が急激に吸収されることで、全身(特に皮膚、皮下組織、肺、消化管、肝臓に多い)の血管周囲にある肥満細胞から大量のヒスタミン等の化学物質が放出され、全身の臓器に強い影響を与えます。これにより、以下のような一連の症状が一気に現れることになります。
- 血管の過剰な拡張: 血圧が急激に低下し、臓器への血流が不足する
- 気道の収縮: 呼吸困難や窒息感
- 心臓への影響: 不整脈や心停止のリスク
アナフィラキシーへの対応
自己注射器(エピペン)
- アナフィラキシーの発症時に最も効果的な法です。エピネフリン(アドレナリン)は血管を収縮させて血圧を安定させ、気道を広げて呼吸を助けます。ピーナッツアレルギーの患者さんは、エピペンを常に携帯することが推奨されます。
- エピペンを携帯していないようなケースや、アナフィラキシー様の症状が現れて対象者の意識がハッキリしていなかったり、呼吸困難や嘔吐し続けているようなケースでは救急車を呼び、アナフィラキシーの可能性を早期に伝えましょう。
当院のピーナッツアレルギーに対する施術法
ピーナッツアレルギーでお悩みの方の場合、当院での施術第一選択はアラテックセラピーになります。
アラテックセラピーは身体が過敏反応を起こしてしまっている物質や刺激を見つけ出し、その物質や刺激に対する過敏反応を元通りにリセットするための施術法です。
痛みや侵襲性なく受けていただけますので、お子様やシニアの方でも安心してご相談ください。
施術回数目安
ピーナッツアレルギーに対する施術では、施術対象となる物質/刺激の数によって施術回数に差が出てきます。
真にいくらアレルギーだけということであれば1~3回で施術は完了します。
ですがその他の物質、例えばビタミン類やミネラル、食品添加物等にも過敏反応があるようであれば、同じ「食」に関わるものとなるため食後の症状が消失しない場合に施術をおすすめすることになります。
他の食品アレルギーと同様にピーナッツの摂取でアナフィラキシーを起こしてしまう方への施術は行えません。
気軽に外食ができない、、、
ピーナッツを食べた後に体調不良が起きやすい、、、
ピーナッツが大好きなのに食べられない、、、
そのようなお悩みや傾向のある方にぜひ体感していただきたい施術法です。
ちょっとしたことでも積み重なるとストレスになってしまいますよね。
当院では皆さんのアレルギー/過敏症でのお悩みを解消し、笑顔で過ごせる日々を取り戻すお手伝いをさせていただいています。
※アラテックセラピーでは、ピーナッツアレルギーも施術対象(アナフィラキシーを除く)となっております。相談フォーム、お電話で直接お問い合わせください。