「アレルギーで悩む人々を笑顔にしちゃうプロジェクト☆」で日本を元気に!!
千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院だけです。
実は、アレルギーや過敏症と糖質制限は相性が良いのです!
Contents
アレルギーと糖質制限
アレルギーや過敏症は、今や多くの人々が日常生活で直面している健康問題になります。食物や季節性、ペット、化学物質など、様々な形で現代人と関わるアレルギー症状は、時として生活の質を大きく低下させることすらあります。そんなアレルギー症状に、砂糖がネガティヴに作用してしまうというような話を耳にされたことがあるでしょうか?
もしかしたら逆に、その関連性に対して否定的な意見を耳にされたこともあるかもしれませんね。
当院では、アレルギー(過敏症)症状の緩和と糖質制限の関連性について、特に臨床上での症状変化例の蓄積から基本的に関連性が有ると判断しています。
このコラムでは、臨床上の効果のみならず、科学的視点も交えてアレルギーと糖質制限の関係性を説明していきます。
炎症と糖質の関係
糖質、特に精製された糖(白砂糖や加工食品に含まれる糖分)や炭水化物を過剰摂取すると、体内で炎症を引き起こす可能性があることが知られています。糖質が血糖値を急激に上昇させると、インスリンの分泌が促進されます。この急激な血糖値変動とインスリンの影響は、体内で慢性的な炎症を助長してしまうことがあるのです。
インスリンの過剰分泌が炎症反応を促進させるという話は、以下のような生理学的知見によります。
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炎症性サイトカインの分泌
血糖値が急激に上昇し、インスリンが過剰に分泌されると、脂肪細胞から炎症性サイトカイン(例えばTNF-αやIL-6)が放出されやすくなり、これらの生体物質は体内での慢性的な炎症状態を作り出すことがわかっています。 -
酸化ストレスの増加
高血糖状態では酸化ストレスが増加しやすくなります。酸化ストレスは細胞内での酸化反応を引き起こし、細胞構造や機能にダメージを与え、また時として免疫系を刺激してしまうことで炎症反応をも引き起こしてしまいます。これらの反応から、特に血管や組織での炎症が進んでしまう可能性が出てきます。 -
脂肪細胞の肥大化・増殖
高血糖状態が続いてインスリンが過剰に分泌されていると、脂肪細胞の肥大化や増殖によってインスリン抵抗性(インスリンへの反応が鈍くなる)が進み、さらに高血糖状態を招きやすい状況となってしまいます。これが体内の炎症反応を促進する悪循環に繋がります。肥満と関連する慢性炎症も、アレルギーの炎症症状も同じ理由で悪化し得るのです。
これらの過程では、アレルギー症状やその他の免疫関連疾患を悪化させる可能性が考えられます。 血糖値を安定させるために糖質制限や低GI(グリセミックインデックス)食品の摂取が推奨されるのは、このような理由からです。
炎症はアレルギー反応の一因ともなります。
たとえば、気道の炎症というのは、花粉症や喘息を悪化(助長)させる可能性があるため、体全体の炎症反応を抑えることがアレルギー症状の軽減に寄与すると考えられるわけです。
糖質制限がアレルギー症状に与える影響とは
糖質制限がアレルギー症状にどのような影響を与えるかについては、いくつかの研究が示唆的な結果を示しています。
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腸内環境の改善
糖質制限を行うことで腸内環境が整う可能性があります。腸内細菌叢のバランスが崩れると、免疫系が過剰反応を起こしやすくなり、アレルギー症状を引き起こすことがあります。特に砂糖の摂取を控えると、有害な腸内細菌の増殖を抑制し、腸内環境を健康的に保つ助けとなります。また、ビタミンなどの抗酸化物質を多く含むフルーツは、健康や美容に欠かせないものでありながらも、それらに多く含まれる果糖(フルクトース)は腸内細菌の中でも特定の種類に影響を与える可能性があり、過剰摂取が腸内環境のバランスを乱すことがあります。そのため、果糖を多く含む食品の摂取量も適切に調整することが重要です。 -
体重管理とホルモンバランス
糖質制限は体重管理に役立つことが多く、肥満が原因となる慢性的な炎症を抑える可能性があります。また、適切な糖質制限は抗ストレスホルモンであるコルチゾールの余計な消耗を防げるなど、ホルモンバランスの調整を助けることがあり、これが免疫系の安定化につながることもわかっています。 -
低GI食品とアレルギー反応の関係
糖質制限の手段の一つとして、低GI食品を摂取することで、血糖値の急激な変動を防ぐという方法もあります。この血糖値のコントロールが炎症や免疫系の過剰反応を抑えてくれる可能性があるのです。
このように、血糖値スパイク(急上昇)が出ないように日常的にコントロールすることは、アレルギー症状や慢性炎症のお悩みに対して意味のあることなので、糖質制限をコツコツと続けていると、あなたのアレルギー症状を緩和させられる可能性があるのです。
注意点とバランスの考慮
糖質制限がアレルギー症状に良い影響を与える可能性がある一方で、極端な食事制限は栄養不足を招くリスクもあります。
また、アレルギーや健康に良いと思ってこれまで積極的に摂取していたものが、この糖質制限の観点からすると実は「糖質の摂り過ぎだった」というケースも少なくありません。
例えば、果物そのものは食物繊維や抗酸化物質、ビタミン等を豊富に含んでおり、免疫機能をサポートする重要な栄養素を含んでいますが、果糖(フルクトース)を多く含む点から摂りすぎにはやはり注意が必要になってきます。さらに、紙パックのフルーツジュースなどは注意が必要です。健康意識があることで飲まれている方も多いのですが、やはり糖質が多くなってしまうものになりますし、製品によってはビタミン類などを添加してまかなっている物も存在します。果物そのものを口にするときよりも食物繊維摂取量も少なくなります。摂取量を調整することが推奨されます。
もう一つの例を挙げると、ヨーグルトにも注意が必要です。腸活のイメージから積極的に食べられている方がやはり多い食品なんですね。ヨーグルトはプレーンタイプを選択されていて、オリゴ糖や果物などを加えて食べられている方は良いのですが、もともと甘いヨーグルト製品って多いですよね。そしてかなり甘いことが多くないでしょうか?やはり糖質制限の観点からは避けておきたいものになります。ならばと、人工甘味料で甘みが調整されている物も存在しますが、人工甘味料は、種類や体質によって血糖値に影響が出てしまうものもあるとわかっていますし、長期的な摂取後の身体への影響もはっきりとわかりきっていません。アレルギーや炎症で悩まれていて、解毒・排毒のために内臓機能を高めたいと考えられているのであれば、不自然で余計なものは体内に入れ過ぎない方が良いというのは真っ当な考え方になります。
糖質制限を行う際には、栄養バランスを保ちながら、精製糖や加工食品の摂取を控えることが現実的で効果的な方法といえるでしょう。個々の体質や健康状態に応じて適切な食事を選ぶことが重要です。
糖質制限をしてみる
一口に糖質制限と言っても様々なレベルがあります。代表的なものを紹介します。
糖質制限レベル | 糖質摂取量目安(1日) | 特徴 | 利点 | 注意点 |
ケトジェニックダイエット | 20~50g | 非常に厳しい糖質制限、脂肪とタンパク質を主なエネルギー源とする | 迅速な体重減少、血糖値の安定、食欲の抑制 | 「ケトフルー」など好転反応の可能性 長期的な栄養バランスに注意 |
アトキンスダイエット | 導入期は20g以下からスタートし、徐々に増加し100g以下を維持する | 段階的に糖質摂取量を調整、初期は厳しいが段階ごとに緩和されていく | 効果的な体重減少、血糖値の管理 | 長期間継続すると栄養バランスなど健康への影響が出る可能性が有る |
中等度糖質制限 | 50~100g | 控えめな糖質制限、バランスの取れた食事 | 血糖値の安定、持続可能な食生活、栄養バランスの維持 | 個人の目標や健康状態に応じた調整が必要 |
緩やかな糖質制限 | 100~150g | 無理なく取り入れやすい、栄養バランス重視 | 持続可能な生活習慣の維持、血糖値の管理、栄養バランスの維持 | 効果がゆっくり、長期的な視点で取り組む |
必ずしもこれらに則ってやらなければならないわけではありません。
例えば、毎日チョコレートを食べていた人が摂取量を半量に減らすであるとか、2週間食べるのを止めてみるなどでも良いと思いますし、
食事の順番を工夫して、①みそ汁やサラダ類②魚・肉などのメイン③主食(米・小麦類)は最後に食べるようにして量を減らす、というようなアプローチでも、血糖値スパイクの発生頻度を減少させる効果が期待できます。
無理は続きませんので、コツコツと実践継続できる方法を選択してみてください。
糖質制限の効果を実感しにくい人
糖質制限は現代を生きる多くの人々にとって、心身にポジティブな作用をもたらす期待があるものですが、中には「効果が無かった、感じられなかった」と仰る方が必ずいます。
糖質制限の効果を実感しにくい一般的な理由と、アレルギー・過敏症の専門院としての見解をお伝えします。
- 個人差
体質*や遺伝によっても、糖質制限が効果的な人とそうでない人がいます。脂質代謝が上手く運ばないような人もおり、効果を実感しにくいことがあります。 - 元々の習慣
常日頃より、糖質を多く摂らない生活習慣の方は、その上で糖質制限を行なっても心身の変化を感じにくいことがあります。 - 糖質以外のカロリー摂取
主にダイエットを目的としている場合ですが、糖質摂取量を一生懸命減らしても脂質やタンパク質の摂取量が増えていて、カロリー摂取が高まってしまっているようなケース。 - 栄養バランスの偏り
加工食品ばかりを食べていたり、糖質制限と共に、ビタミンやミネラル類の摂取までもが不足してしまうことで代謝が落ち、効率的なエネルギー消費が出来なくなっているケース。 - 糖へのアレルギーや過敏反応が無い
一般的には知られていないことですが、現代人は糖との接触頻度が高く、心身が糖を敵だ脅威だと誤認してしまっているケースが少なくありません。そのような方々は日々糖質を摂取する度に心身への地味なダメージ蓄積が繰り返されていることになります。とりわけそのような方々は糖質制限を行なうと身体のダメージが抜けやすくなるので効果を感じやすいのですが、反対に糖に対して誤認が形成されていないような方の場合は、糖によるネガティヴな影響が少ないため糖質制限による変化にも気づきにくいことがあります。
よければこちらもご覧ください➡糖へのアレルギー・過敏反応について
特に過剰摂取を避けたい糖
- 精製糖(白砂糖、グラニュー糖)
GI値:65-70
加工食品や外食などに多いです。特に血糖値を急激に上昇させてしまう糖類となるため注意が必要です - 異性化糖(果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖、高果糖コーンシロップ、コーンシロップ)
GI値:58-62
清涼飲料水や加工食品に多く含まれています、通常の糖より代謝が難しく摂り過ぎは肝臓の負担ともなります。 - 果糖(フルクトース)
GI値:19-25
果物に多く含まれる糖分で、低GI値であることから血糖値を急激に上げるようなものではありませんが、
肝臓への負担、脂肪合成の促進、尿酸生成の増加、過食などのリスクがあるため、天然の果糖はまだ良いものの、
製品に添加されている果糖の摂り過ぎは避けるようにした方が良いのです。 - 加工食品中の隠れ糖
GI値:食品により異なる
ケチャップやドレッシング、調味料、菓子類等には上記のような砂糖類が含まれていることが多いです。
特に成分表示の前半にこれらのような表記のあるものは摂取の仕方に注意をしましょう。
糖質制限を行なう際は、特にこれらの糖を避けることが重要で効率的になります。
摂るのならこのような糖質を
糖質制限中は以下のような低GI値食品から糖質を摂取できると良いですね。
- 全粒穀物(オートミール、全粒小麦パン、全粒粉パスタなど)
- 野菜(ほうれん草、ブロッコリー、カリフラワーなど)
- 果物(りんご、オレンジ、イチゴなど)
- ナッツ類(アーモンド、くるみ、カシューナッツなど)
これらの低GI値食品には血糖値の急上昇を抑制する作用や満腹感の持続作用が期待できます!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アトピー性皮膚炎や各種アレルギー症状、過敏症症状でお悩みなのであれば、無理をせずできる範囲からでも糖質制限を取り入れられると良いと思います。
日常的に糖質制限を行なっていければ、強いアレルギー症状の回避が行える可能性があるだけでなく、先々の肥満や糖尿病のリスクも下げることができます。
また、頻回の高血糖状態は、動脈硬化リスクも高めることになってしまいますので、心血管系の健康管理という点でも糖質制限は優秀なわけです。
また、アラテックセラピーと関連付けると、糖へのアレルギー・過敏反応が見られる方というのは、見方を変えた場合に糖に依存してしまっている(過剰に欲してしまう)という考え方にもなってきます。
「ダメだとわかっていても手が出てしまう」
「ダイエットしたいのに、食欲が抑えられない」
「甘い物には目がないし、いくらでも食べられてしまう」
例えば、よく耳にするこのようなセリフにも、糖への過敏症が関わっている可能性がとても高くなります。
ちなみに、なにかしらのアレルギー施術を希望していらっしゃる方々にアラテックセラピーの初回評価を行なうと、9割以上の方に糖へのエラー反応というのが見つかります。
それだけ現代人は、糖と密接に関わって生活しているという事なんですよね。
言い方は良くないですが、そうなるように仕向けられているような気さえしてしまいます。
甘いもの=美味しい!と学習させてしまえば、そういう商品はどんどん自動的に売れていくわけですから。
身の回りの当たり前の環境に、たまには疑問を持って自ら考え選択していくということも大事だと思うのです。
くれぐれも、甘い誘惑には気をつけて行きましょう。
糖質制限が必要なのに上手くできないという方もアラテックセラピーをお試しください!➡糖へのアレルギー・過敏反応について
アラテックセラピーは心身に形成された誤反応を見つけ出し、元通りに修正していく施術法です
アレルギーでも過敏症でもその根っこは同じ、身体システムのどこかに誤反応(エラー反応)が形成されてしまっていることで様々な不調が現れます。
アラテックセラピーは、それら誤反応(エラー反応)を見つけだし、誤反応が起こる前の状態、即ち物質や刺激との元通りの関係性を取り戻させていく施術法になります。

アラテックセラピー
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