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松戸市在住 40代男性
主訴:花粉症
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15年以上春と秋の花粉症に悩まされていた男性。春は強い痒みのせいで目の周りが赤くただれてしまい、秋は声枯れが必ず発生してしまうという状態でした。2018年2月に受けた病院での血液採取によるアレルギー検査では、スギ・ヒノキに反応は見られるものの数値的には「重症ではない」という診断だったとのこと。
《2019年春に備えるために2018年の6月から施術を開始した例です。》
※この症例はあくまで一個人の例であり、全ての方に同じように効果が出ることを保証するものでは一切ありません。ご本人からの承諾を得て掲載させていただいております。
※花粉症を引き起こす要因は複雑で、すぐに効果の出にくいものが存在することも明記しておきます。
初回施術 (2018/6/19)
【花粉シーズンではないため症状無し】【食に関連する胃部不快感スケール10とする】
当院の初回の評価では、多くの人がアレルギー/過敏症を引き起こしやすい代表的な項目を一通りチェックします。この方(Aさん)の場合も花粉症と関係の深そうな物質の他に幾つかのエラー物質の反応が確認できました。
この日はAさんにとってアラテックセラピー自体が初めてであったことと、症状が出ないため、シーズンオフ中に花粉症の施術を行っても効果の判定が出来ないまま進めていくことになってしまうことから、どのような変化が身体に起こるかを実感してもらうためにあえて『酸』の施術を行いました。花粉症の他に自覚のあった症状にこの『酸』が強く関連していると考えることが出来たからです。
2回目の施術 (2018/6/22)
【花粉スケール 不明】【食に関連する胃部不快感スケール10→1】
胃部不快感は『9割良くなった気がする、食後のムカムカが出なくなりました、すごい楽』と感想をいただけるぐらい変化したそうです。順調に身体の変化を感じていただけたようなので、この日から花粉症の施術に切り替えていきます。
初回の評価で見つかった花粉症と関係の深そうな物質は『糖』『カビ』『ホコリ』『植物フェノール』『樹木』『真菌』『花』『花粉』『雑草』といったところでした。Aさんへの影響度判定からこの日は『糖』に対する施術を行いました。糖に対して過敏反応がある方の場合、花粉症の症状・炎症を特に助長してしまうように作用してしまうと考えることができるので、当院ではエラーが見つかった方に対して早い段階で施術を行ってしまうことが多いです。
3回目の施術 (2018/7/10)
【花粉スケール 不明】
『糖』の施術後、花粉症の変化は当然わからずです。しかしながら『前より身体が軽くなって動きやすい気がする』という感想をいただきました。←実はこの乾燥割と多く頂戴するものです。普通に過ごしていれば毎日摂取することになる『糖』に過敏反応が出ていたわけですから、毎日見えないところで身体に不調が出ていたとしても何も不思議はありませんね。
この日はAさんから訴えがあり『絨毯やカーペットの上やホコリっぽい作業をしていたりすると咽が腫れるような枯れるような状態になり声が出づらくなる』ということで実際にのどの違和感がある状態での来院でした。『ホコリ』にはもともとエラーが確認されていたので、呼吸器系に関わる物質ということもあり施術をすることにしました。
4回目の施術 (2018/8/10)
【花粉スケール 不明】
『ホコリ』の施術後、『咽の違和感やつっかえる感じが無くなったし、ホコリっぽい場所で作業していても違和感が出なくなりました』とのこと。順調すぎますね。
この日はAさんの影響度判定から『花』の施術をすることに。
5回目の施術 (2018/9/10)
【花粉スケール 不明】
『花』の施術後、『例年だとこの時期ぐらいから声が枯れだすのだけれど、今の所大丈夫でいい感じです』とのこと。
この日はAさんの影響度判定から『植物フェノール』の施術をする予定でしたが、施術前の再チェックで植物フェノール他、いくつかの花粉症に深く関わっていそうな物質へのエラー反応が消失していました。これは施術をする必要が無くなったと解釈できる反応なので、残っている『雑草』に対する施術を行いました。
他に細かな物質へのエラーも確認されていましたが、本格的なシーズン前として考えれば十分なところまで施術が行えたため、Aさんには来春を迎えるまで経過観察を行ってもらうことになりました。
Aさんの花粉症に対する施術は以上になります。これ以降は経過報告の記載になります。
経過報告①(2018/10/10)
【秋の咽枯れスケール 10→0】
9月に毎年咽枯れが出ていたが、結局一度も発生しなかった。
経過報告②(2019/2/21)
【花粉症症状 10→0】
年が変わり、春の花粉の飛散が発表されたため現状を確認させていただきました。例年だとこの頃にはしっかり症状が出ていたそうですが『まだね、(症状)出ていないんです。3月に入ってどうかってところかなとは思っているが、ひょっとしたらひょっとするのではないかと期待しています』という返答でした。今後が楽しみです。
経過報告③(2019/2/24)
【花粉症症状10→1〜2】
『昨日の朝、寝起きに鼻が詰まっていて、鼻声になる感じだったけどその後は鼻が通りました。目は、日中、車中や暖かい部屋にいる時に、なんとなくかゆみがあるような感じがしたけど、夜にはおさまりました。症状の出ている人や今までと比べたらぜんぜん楽。今日は鼻がムズムズするけど、鼻水はなし。少しクシャミはでるかな。そんな感じです。』
経過報告④(2019/3/2)
【花粉症症状10→1〜2】
『前の報告から、朝の鼻ムズムズ以外は症状はなしです。目もまだかゆみなし。鼻のムズムズも鼻水がでるわけではなく、クシャミがでるかでないかって時の感じですね。症状がでてる知人に、「まだ大丈夫なんですか!?」って驚かれます。昨日あたり、外にいる時間が長かった事と、前日の雨でかなり危機を感じていたけど、大丈夫なので、ちょっと本当にすごい効果なのかもしれないと、自他共に感じ始めています。また、報告します」
経過報告⑤(2019/3/8)
【花粉症症状10→1〜2】
『朝の鼻のムズムズ以外は特に変わりなく、目も二重になっていません。例年、花粉が多くなると目が二重になっていました。これを知っている知人には、「今年は二重にならないね」って言われます。時々、かゆくなる事はあるけど、続くわけではなく、ちょっとすると症状はなくなります。
今年はまったく目をこすっていません。
昨日は、社長にも「お前なんでもないのか?」と言われ。周りにいた人達も「本当だ本当だ」と驚きの目でみられました。
朝のムズムズは、寝起きから少しの間だけだから、花粉ではないのかもしれないですね。
また、報告します。』
経過報告⑥(2019/3/16)
【花粉症症状10→1〜2】
『今週は、花粉飛散量最大と言われた、火曜、水曜の朝と夕方に目のかゆみが発生しました。が、やはり一時的なもので持続しません。日中はなんでもありませんでした。昨日、今日と大変楽になっていて、鼻の詰まりはあっても目のかゆみはありません。他の人が「今日は花粉が飛んでて目がかゆい」って誰かと話しているのが聞こえてきたので、(自分は大丈夫だなぁ)と思って聞いてました。なにはともあれ、この時期にまったく症状がでないというのは有難い事で、昨年に比べたら明らかに軽減されていると感じています。業務中に換気の為に窓が開けられるととたんに目がかゆくなっていたのに、今年はそれがない。本当に有難い治療を受けさせてもらったなあと思います。』
経過報告⑦(2020春)
【花粉症症状10→?】
2020年春の経過に関しましては、情報が届き次第更新いたします。
まとめ
症状がかなり重たかったAさんでしたが、花粉症に対する施術回数は4回(全5回のうち1回は胃腸がターゲット)で、いただいた感想のような結果となりました。
全ての症状が全く無くなっているわけではありませんが、薬も使わずに日常生活に影響の無いレベルで花粉症シーズンを過ごすことができているようです。
アラテックの施術後は、例えば花粉の施術なら花粉を、植物のフェノールならフェノールを規定の時間極力避けていただく必要があります。そういった意味では花粉症の施術は一部の原因物質をシーズンではない時期に行えると、施術後に花粉やフェノールを避ける必要なく生活ができるので楽だと思います。
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