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当院では、アレルギー/過敏症症状全般の施術に力を入れております。
千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院だけです☆
牛乳アレルギーについて
牛乳アレルギーは、卵アレルギーに次いで多くみられる食品アレルギーになっています。乳幼児期に発症することが多く、3歳頃までに耐性が付き自然に軽快していくことが多いものの、そうでないケースも存在します。
アトピー性皮膚炎で悩む人の中にこの牛乳アレルギーを併せ持っているケースも散見されます。
牛乳アレルギーの原因
牛乳アレルギーの主な原因はその成分に含まれているタンパク質です。
牛乳タンパクの約80%を占めているカゼインに反応しているケースが多くありますが、乳清やラクトースの他、牛乳に含まれているあらゆる成分に対して過敏反応が形成される可能性があるのです。
牛乳アレルギーと乳糖不耐症の違い
牛乳の摂取によって引き起こされる不調の中にはアレルギー反応ではないものがあります。
乳糖不耐症がそうです。牛乳を摂取した際に腹痛や下痢が現れたり、ゴロゴロとお腹が鳴ったりするため消化器系の反応だけで判断するとアレルギー症状と非常に似ています。
前述の通り、牛乳アレルギーは牛乳に含まれるタンパク質成分がアレルゲンとなって引き起こされていますが、乳糖不耐症は、牛乳に含まれている「乳糖」を分解するための酵素(ラクターゼ)が体内に少なかったり、無いことが原因で引き起こされていて免疫反応は関わっていません。乳糖を十分に消化・吸収することができないためなんらかの消化器症状が出てしまうのです。
不耐症の不耐とは、本来代謝出来るはずの物質を代謝するための能力がないことを指しています。この不耐症に関しては、アラテックセラピーで考える所のエラー反応とは異なっているので、残念ながら不耐症に対する施術は行えません。
牛乳アレルギーの症状
牛乳アレルギーに関わらず食品アレルギーの表れ方には個人差があります。以下に挙げるのが代表的な食品アレルギーの症状です。
- 皮膚症状:蕁麻疹 痒み 発赤 湿疹
- 口腔症状:痒み イガイガ 違和感 腫れ 咽詰まり
- 消化器症状:吐き気 嘔吐 腹痛 下痢 血便 逆流性食道炎
- 呼吸器症状:咳 息苦しさ 喘鳴 くしゃみ 鼻水 鼻詰まり
- 眼症状:痒み 充血 流涙 腫れ(瞼)
- 全身症状:元気がなくなる 怠い 疲れる 機嫌が悪くなる 意識障害
- アナフィラキシー:上記の症状が複合的に強く表れ、生命に危険が生じる可能性のある反応のこと
- アナフィラキシーショック:アナフィラキシーの際に、血圧低下、意識障害、失神を伴うような重症状態のこと。非常に危険。
食品アレルギーの場合、症状がわかりやすく出ていることもあれば、なんとなく感じていた不調の原因が実はその食品のせいだった、というようなケースも少なくありません。
原因不明の何かしらの不調があるような方は普段当たり前に口にされている食品を改めて見直してみるのも良いかもしれませんね。
牛乳アレルギーに対する当院の施術法
アラテックセラピーを行っていきます。
※不耐症に対する施術は行えません。が、稀にアレルギーと不耐症を併せ持っている方がおり、そのような場合にはアレルギーの問題のみ対応させていただきます。
牛乳に非常に過敏に反応しているようなケースではそれ以上になることもありますが、大抵のケースでは1~3回の施術で済みます。
施術後の評価は必ず充分に時間を空けて段階的に行っていただきます。
- 牛乳を皮膚につける
- 牛乳を唇につける
- 牛乳を舌につける
- ごく少量を口にする
- 少しづつ量を増やして口にする
各段階で、なんらかの症状が誘発されてしまった場合には細かな要因が残っていることになるため、引き続きアラテックセラピーによる対応が必要になります。