「アレルギーで悩む人々を笑顔にしちゃうプロジェクト☆」で日本を元気に!!
千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院だけです。
何かしらのアレルギー症状が引き金となり、その他のアレルギー症状を誘発してしまうという困ったメカニズムが存在します。
アレルギー傾向が極端に強かったり、時間経過とともにアレルギー反応が増えてしまう方などは該当する可能性が高いのですが、
このような状況をアレルギーカスケード(連鎖反応・反応の連鎖)と呼ぶのです。今回は、そんなアレルギーカスケードについて説明します!
Contents
アレルギーカスケードとは
ある1つのアレルギー反応が引き金となり、それが別の免疫反応を誘発し、さらに別の過敏反応を引き起こすといった、連鎖的なアレルギー反応のことで、複数の免疫反応や生体反応が連鎖的に起こる様子を表す言葉です。カスケード=連鎖反応・反応の連鎖、という意味合いになります。
アレルギーカスケードの例
- 花粉症から食物アレルギーへ
・花粉症が引き金となり、それまでは当たり前に食べられていた食品にある時期から急にアレルギーや過敏反応が見られるようになることがある。
・植物の花粉などが、特定の食物(りんご・トマト・キウイなど)のタンパク質と似た構造を持つことから、口にした際に口腔内の痒みなどを引き起こすことがある(交差反応)。
・花粉症が出ている時期に、先の交差反応以外の食物への過敏症が増すケースがあります(感受性拡張)。堅苦しく記しましたが、〝日常よりも過敏になってしまう〟ということです。 - 慢性鼻炎から喘息へ
・慢性的な鼻炎や鼻づまり症状に悩まされていた人が、次第に咳や息苦しさを感じるようになり、最終的に喘息と診断されてしまった。
・鼻炎による炎症が気道全体に広がり、気道の過敏度が高まってしまうことがあります。
・アレルギー反応がそのまま進行してしまうと、気道粘膜等からの粘液分泌が増え(痰)、気道狭窄から喘息発作を引き起こす可能性があります。 - アトピー性皮膚炎から食物アレルギーへ
・アトピー性皮膚炎をの人が、特定の食品(例えば卵や牛乳、小麦)を摂取すると皮膚の状態が悪化する*
・アトピ性皮膚炎によって、免疫系等が過敏になっていることで、食品に含まれるアレルゲンにも反応しやすくなると考えられます。
*「アトピー性皮膚炎は食物アレルギーではない」とする考え方がありますが、当院での臨床上では関連があることも多く、また、患者さん自身が「〇〇を食べると皮膚コンディションが悪化する」
という自覚を持たれていることも少なくありません。個人差が非常によく出る部分です。 - アレルギー性結膜炎から鼻炎や気管支炎へ
・何かしらのアレルゲンの影響で目の痒みや流涙、赤みが酷くなり、同時に鼻炎や気管支炎の症状までもが現れることがあります。
・アレルゲンが結膜へ刺激を与えるだけでなく、鼻腔や気道にも影響を与えることで、広い範囲でのアレルギー反応を引き起こしてしまいます。
・感受性が高まってしまうことで、関連症状が増えていくことがあります。 - アレルギー性の皮膚炎から化学物質過敏症へ
・最初は特定の化粧品や洗剤だけに反応していた人が、次第に他の化学物質や香料などに対しても過敏になっていくことがあります。
・皮膚炎の症状が慢性化し、皮膚が刺激に対して過敏反応を示してしまうようになります。
・アラテックセラピーの理屈から考えても、慢性的なコンディション不良はその他の物質や刺激に対して誤認識(エラー反応)を形成しやすい状態と言えます。
などが挙げられます。
アレルギーカスケードのメカニズム
アレルギーカスケードは、主に以下のような免疫反応が連鎖的におこることで説明されます。
- 初期のアレルギー反応
1つのアレルゲンによって、IgE抗体が生成され、マスト細胞などが活性化する。 - 炎症性サイトカインの放出
マスト細胞などの活性化により、炎症性サイトカインが放出されます。 - 他の免疫細胞の活性化
炎症性サイトカインによって、他の免疫細胞(T細胞、B細胞など)が活性化され、さらに別のアレルギーを誘発してしまう。 - アレルギー症状の憎悪
活性化した免疫細胞から様々な物質が放出され、アレルギー症状が憎悪します。
アレルギーカスケードの注意点
アレルギーカスケード(アレルギーの連鎖反応)は、一度始まるとなかなか止まらなくなり、アレルギー症状が慢性化して日常生活に支障をきたしてしまう場合があります。
アレルギー症状を悪化させないためには、下記のような点に留意し、早期に適切な対処を行なって過敏反応の悪化を防ぐことが大切になってきます。
- 早期対応が重要
アレルギーカスケードが進行する前に、早期に適切な対処をすることで症状の悪化や増幅を防げる可能性があります。 - アレルゲンの特定
アレルギー反応を引き起こす原因物質や刺激(アレルゲン)を特定し、可能な限り避けるようにすることが有効です。
花粉やダニ、ホコリ、特定の食物など、日常生活で自身が接触する可能性のあるものを把握しておきましょう。 - 慢性化への注意
アレルギーカスケードが繰り返されると、喘息や慢性鼻炎などの、慢性疾患につながるリスクが高まります。
様々なアレルギー症状が頻発する場合は、必要な検査を受けて予防に努めるようにしましょう。 - 環境整備
アレルギーカスケードを防ぐためには、生活環境の改善が効果的です。空気清浄機の活用や布団の清掃、室内の湿度管理など、
身体が反応してしまうアレルゲンに対して有効な手段で環境を整えるようにしましょう。

医療機関で〇〇アレルギーなどと診断をされることになりますが、実はこの検査でも100%身体の過敏反応を調べられるものではありません。〝花粉症ではない〟と診断を受けても
花粉シーズンには鼻炎症状が出てしまう方もいますし、〝犬アレルギー〟と診断をされても、日常的に何の問題もなくワンちゃんと触れ合えるような方もいるのです。
現代医学的に調べられるものではありませんが、アレルギーではなく〝過敏症〟と呼ばれる身体反応のメカニズムが存在することもご承知おきください。
アラテックセラピーは心身に形成された誤反応を見つけ出し、元通りに修正していく施術法です
アレルギーでも過敏症でもその根っこは同じ、身体システムのどこかに誤反応(エラー反応)が形成されてしまっていることで様々な不調が現れます。
アラテックセラピーは、それら誤反応(エラー反応)を見つけだし、誤反応が起こる前の状態、即ち物質や刺激との元通りの関係性を取り戻させていく施術法になります。

アラテックセラピー
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