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アトピー アトピーあれこれ 症例ブログ

脱ステロイドの経過例:②

更新日:

「アレルギーで悩む人々を笑顔にしちゃうプロジェクト☆」で日本を元気に!!
千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院だけです。

脱ステロイド時の皮膚症状等の経過を患者さんのご協力の下、紹介させていただきます。
このような画像は中々使わせていただけないので、非常に貴重な資料とも言えると思います。

脱ステロイドとは

主にアトピー性皮膚炎で、ステロイド薬外用を続けられてきた方が、ステロイドによる症状コントロールを止めようとする考えや行動のことになります。
詳細については↓↓をご覧ください。

アトピー性皮膚炎とステロイドの話

脱ステロイドの経過例:①

来院時患者像:男性(2024.7月)

  • 高校生頃にアトピー性皮膚炎と診断され、痒みによる掻きむしりで肌荒れが始まった
  • 当時肘窩や膝窩、耳切れなどの好発部位から始まり、顔や全身にアトピー症状は出ていた
  • 現在は顔に症状はなく、手の苔癬化が強く出ている状況
  • およそ10年ほど前に脱ステロイドを一度経験していて、一旦は消退していた
    (この時にも鍼灸院に1年半ほど通われていたとのこと)
  • 手が油まみれになってしまう職種であったこともあってか、手指を中心に全身性のアトピー性皮膚炎が再度出てしまった
    病院こそ行かなかったものの、一度は止めたステロイド軟膏(市販)に再び頼ってしまい、概ね週3回ぐらいのペースでステロイドを使用している状況
  • 保湿は「せざるを得ない」という状況

初回施術はアラテックセラピーにてストレスの調整のみを行ないました。

再来院時患者像:男性(2024.10月)

*実はこちらの方、初回来院の後3ヶ月はご来院がありませんでした。
その理由として、初回来院時の状況下では脱ステロイドや脱保湿に踏み切るのが非常に困難だったことが挙げられます。

  • 以前の手指に負担をかけるお仕事を9月に退職された
  • ご来院2週間前にすでに脱ステロイドを開始されていた
  • 脱ステロイドをはじめてから、わかりやすく全身性の皮膚症状が悪化したとのこと
  • 花粉症・逆流性食道炎を併せもっている

脱ステロイドの経過

*画像撮影日(ご来院時)には、基本鍼灸施術を行なっています。
アラテックセラピーは初回(ストレス)と2025年2月(汗)を行ったのみ(2025.3月現在)になります。

頚部正面
脱ステロイド

2024.11.5

院長渋谷
鍼灸施術開始期は、ご来院時に画像のように浸出液と皮膚の突っ張りによって、身体全体がテカテカと光沢を帯びていました。
これは皮膚コンディションのせいももちろんあるのですが、ご来院前にシャワーで身体をキレイにしてきてくださっていたことが影響しています。
滲出液がずっと出ている(乾燥できない)状態というのは、皮膚機能の正常化にとっては邪魔をする方向に働いてしまうため、このような初見の場合には、
入浴・シャワーの回数や時間を減らしていく必要がでてきます。また、触診をしても皮膚がパっツパツで硬い状態でした。

2024.11.18

院長渋谷
シャワー頻度を減らすと、皮膚表面に乾燥(痂皮形成)がひび割れが見られるようになってきます。
印象としては、最初の画像の方が良い状態に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、脱ステ時にはこの経過を辿ることが大事になってきます。

2024.11.29

院長渋谷
しっかりとした痂皮形成が見られるようになってきました。繰り返しますが、この見た目で良い傾向という考え方をします。

2024.12.4

院長渋谷
シャワー後の来院で、痂皮が無くなってしまいました。まだ赤身の強い部分(糜爛気味)が確認されますが、
水分コントロールを行なっていることもあり、当初のような浸出液は確認されなくなってきています。

2024.12.7

院長渋谷
↑痂皮形成が緩やかになってきたか?と一見感じても

2024.12.11

院長渋谷
↑また、しっかりした痂皮形成が見られてきます。このようなターンオーバーを繰り返しながら、皮膚の変調が消退していくことになります。
脱ステロイドには根気が必要です。

2024.12.14

院長渋谷
また、少し強めに痂皮形成とひび割れが見られています。脱ステロイド開始から約2ヵ月が経過したころの状態になります。

2024.12.16

院長渋谷
この方の場合、この写真のように顔の下半分ぐらいの範囲の紅斑(赤み)が抜けてくるまでに、なかなかの時間を要しました。
赤みが強いというのは炎症徴候であり、症状が落ち着いてくるまでに今しばらく時間がかかることを示唆しています。

2024.12.20

院長渋谷
まだ、痂皮形成が強めに出てくることがあります。

2024.12.24

2024.12.27

2025.1.11

院長渋谷
顔下半分の赤身がマイルドになってきています。

2025.1.14

院長渋谷
皮膚の鱗屑形成も細かく範囲が縮小されてきています。脱ステロイド開始から約3ヶ月が経過した頃の状態です。

2025.1.18

2025.1.31

院長渋谷
この来院前に、コロナに罹患されていた期間があり、その間は一時的に皮膚症状もやや憎悪してしまっていたとのこと。

2025.2.4

院長渋谷
部分的にまだ皮膚の脆弱な部位は確認されるものの、強い痂皮形成は見られなくなっており、脱ステロイドの経過としては順調です。
現在再就職に向けて活動されており、通院が思うように出来なくなってしまっていますが、以前のように酷くはなっていないと連絡をいただいています。

 

 

左顎周囲

*同じ方の顔左顎周囲の経過になります。

 

院長渋谷
↑側頭部(コメカミ周辺)と↓顎周りにグジュグジュと糜爛(びらん)状になった皮膚が確認できます。表面は浸出液で覆われた状態で湿った状態です。

 

 

手指

*同じ方の手指の経過になります。

2024.7.20

院長渋谷
初診時の手指。この時には脱ステロイドを行なっておらず、ステロイド軟膏を週3程度使用して手荒れをコントロールされていたそうです。

2024.12.20

院長渋谷
元々手指のアトピー様症状(手荒れ)が酷かった方になります。脱ステ・脱保湿によって局所のリバウンド症状(腫脹・発赤)が顕著です。

2024.12.27

院長渋谷
本来、脱ステロイドと脱保湿は同時に進めて行くことが理想とされていますが、冬の乾燥期での「手指のひび割れと乾燥に耐えられない」とのことで、
手指部分だけは保湿を行ってしまっているそうです。

2025.1.7

院長渋谷
↑同日の他の部位の状態と比べても、手指のリバウンド症状は特に根深いものがあると予想されます。
保湿ケアが回復を遅延させている可能性も否定できません(手指のみ保湿継続中)。

 

院長渋谷
未だ手指にはしっかりと乾燥しているサインが出てこず、細かな糜爛と浸出液が確認されます。

院長渋谷
手指というのはそもそも洗う頻度が高かったり、人目につきやすい部分であるため、スキンケアが習慣化してしまっている人が多くいます。
また、ひび割れによる痛みに関しても、手を使うことが多い人にとってはいちいち苦痛となってしまうので、脱ステ中にどのように乾燥させていくのか、
というのにはそれぞれに課題が出やすくもあります。手袋で保護を行なう方もよくいらっしゃいますが、手袋も場合によっては保湿行為となってしまう
ことがあるため、経過が思わしくない時ときなどは注意が必要になります。

 

肩・胸部前面

 

まとめ

必ずお伝えしていることですが、脱ステロイド/脱保湿の経過には確実に個人差が現れます。
個々によって綻びのある部分には差があるわけですし、同じ条件の患者さんが存在するわけではありません。
ですので、思い通りに脱ステロイド/脱保湿が進まなかったとしても、悲観したり早期に諦めたりしないで欲しいです。
少しづつでも進み続けていれば、ゴールは近づいてきます!

脱ステロイドに臨むのは簡単なことではありませんが、「薬(ステロイド)に頼らない・頼りたくない」とあなたが固く決心されるのであれば、ぜひ応援させて下さい!!

当院では、アラテックセラピーで心身のエラー反応の修正を、
鍼灸施術で自律神経調整、血流調整、副腎や肝臓の機能回復等のサポートを、
加えて、生活習慣や栄養面でのアドバイスをさせていただきながら、あなたの目標達成に向けて寄り添わせていただいております。

お気軽にご相談ください。

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アラテックセラピーは心身に形成された誤反応を見つけ出し、元通りに修正していく施術法です

アレルギーでも過敏症でもその根っこは同じ、身体システムのどこかに誤反応(エラー反応)が形成されてしまっていることで様々な不調が現れます。

アラテックセラピーは、それら誤反応(エラー反応)を見つけだし、誤反応が起こる前の状態、即ち物質や刺激との元通りの関係性を取り戻させていく施術法になります。

日々当たり前に食べたり触れたりしていた物にエラー反応があった場合、例え少しずつであったとしてもあなたの回復力の邪魔をしてしまっている可能性が考えられるのです。
「アトピー性皮膚炎は、食べ物アレルギーではない」とする説が現代医学的な常識ではありますが、
アラテックセラピーでアトピー性皮膚炎の方を施術している現場では、糖や、小麦、乳製品などに対する過敏反応を修正させてもらうことで、食後の痒みが低下したり、皮膚の荒れが弱まったりする現象を
何度も目にしています。

特にそのような自覚症状(特定のものを飲食すると、皮膚炎が悪化する)が明らかにある方などは、受けてみられると良いと思いますよ。

受ける受けないは別としても、もし興味があるようでしたら説明だけでもさせていただきます(^^♪

アラテックセラピー

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