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千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院だけです☆
ストレスについて
ストレスは、身体的・精神的・感情的な問題や、人間関係・仕事・学業・経済的問題など、さまざまな事柄から当然のように受けているものです。また、ストレスは全てが良くないものかというとそうではなく、わかりやすいところで、筋力アップ・持久力アップトレーニングというような運動ストレスは、人間がより強く成長していくためにも必要なストレスということになります。このページではそのような心身に必要なポジティブなストレスのことではなく、健康や体調にネガティブな影響を及ぼしてしまうストレスについて触れていこうと思います。
特にこのページが役に立つ可能性があるのは、ストレスに弱い自覚のある方です。
具体的には
- ストレスがかかるとお腹が痛くなってしまう
- ストレスで動けなくなってしまうことがある
- ストレスで抜け毛が増えてしまう
- 本番などにめっぽう弱い
- 人よりも明らかに緊張しやすい
というような方におススメのページとなります。
ストレスは誰もが感じるものではあるわけですが、あらゆるストレス刺激に対して明らかに一般的な反応とは異なる過剰な反応を示してしまう方がいます。
そういう方はストレス刺激に過敏反応があるというように考えることができますし、評価の結果、実際に過敏反応があった場合には当院で扱っているアラテックセラピーで過敏反応を修正できる可能性が高いからです。
ストレス過多の状態では、時として頭痛、肩こり、腰痛、消化不良、高血圧、心臓病などの身体症状が現れることがあります。 また、精神的な症状としては、不安、うつ、イライラ、睡眠障害、食欲不振などが現れることもあります。
自分自身がストレッサー(ストレス反応を引き起こす原因となっている外部刺激)を自覚できている場合などは対策なども比較的取りやすいですが、実はそれがストレスの素だとは本人も自覚できていないような刺激や環境も意外と存在します。
(ストレスを受けている自覚は特にないけど上記のような不調には思い当たるものが多いなぁ・・)という方は少し気を付けられた方が良いかもしれませんね。
ストレスの種類
ストレスの種類について見ていきましょう。
何気なく使っているストレスという言葉ですが、一口にストレスと言っても下記の3種に大別されます。
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身体的ストレス:身体的な負荷や痛み、疾患、怪我、激しい運動などによって曝されるストレスのことです。
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心理的ストレス:人間関係の問題、仕事や学業上のプレッシャー、近親者の健康問題、社会的な差別、イジメ、あらゆる種類の争いなどのことです。
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環境的ストレス:自然災害や人口密度の高い都市での生活、騒音ストレスや大気汚染、満員電車、交通渋滞などがその例です。
ストレスを受けた時の生理反応
ストレスを受けた時、身体には自律神経系や内分泌系の反応によってさまざまな生理的変化が起こります。 具体的には、以下のような反応が起こります。
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交感神経系の活動が活発になり、心拍数や呼吸数が増加します。
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コルチゾールやアドレナリンといったストレスに対抗するホルモンが分泌され、血圧や血糖値が上昇します。
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血管が収縮し、皮膚温が低下します。
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消化器系の活動が抑制され、消化不良などを招きやすくなります。
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脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、不安感やストレスによるうつ症状などが生じる場合があります。
ストレス学説
ストレス学説とは、ストレスという外部刺激が人間の身体や心理にどのような影響を与えるかを説いたもので、カナダの生理学者ハンス・セリエ(Hans Selye)によって提唱されました。
ストレスには以下の3つの段階があるとされています。
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警告反応期:ストレスが発生すると、ストレッサーに対して身体は戦闘態勢に傾きます。交感神経が刺激され副腎髄質からアドレナリンやノルアドレナリンなどのストレスホルモンが放出されます。ショック相と反ショック相に分けられ、ショック相では体温や血圧、血糖値などは低下し、血管が収縮するなどの身体的な反応が現れます。反ショック相では体温や血圧、血糖値は回復し神経系の活動が高まってきます。
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抵抗期:そのストレスが持続すると、身体はストレッサーと身体の抵抗力のバランスをとろうと反応します。副腎皮質からチゾールなどのホルモンを分泌し、糖質・脂質・タンパク質の代謝を亢進させ坑ストレスのためのエネルギーを作り出し、免疫系を抑制して炎症反応やアレルギー反応を抑えらるようになります(ストレッサーに対しての抵抗力を獲得する)。ただしこの時、新たなストレス因子に対しては抵抗力が弱いままとなります。
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疲憊期:ストレスが長く続くと徐々に身体のストレス耐性が衰えてきてしまいます(防衛機構の限界)。これはエネルギー切れの状態であり、ショック相と同様の生体反応がみられるようになります。疲れや倦怠感、うつ症状などが現れる場合があります。
ストレスの心身への影響
ストレスによって引き起こされる上記のような身体の生理反応は、身体面、精神面、感情面に多くの影響を与えることになります。
ゆえに長期的なストレスへの曝露は、慢性疾患や精神疾患の発症リスクを高めることに繋がってしまうのです。具体的には以下のような影響が挙げられます。
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身体的な影響:ストレスによって、交感神経が刺激されるため免疫系の機能低下を引き起こし感染症やアレルギー疾患の発症や悪化につながる可能性があります。また、同じく末梢血管が収縮し、さらに血圧や心拍数が上昇し筋肉の緊張を招くため痛みなどを自覚しやすくなります。
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精神的な影響:ストレスが長期化すると、不安やうつ病の発症リスクが高まります。また、イライラや怒りの感情が高まり、人間関係が悪化する恐れがあります。
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行動への影響:ストレスが強くなると過食や飲酒などの悪習慣を引き起こします。これは脳の食欲や快感を司る部位にストレスによるホルモンや神経系の作用が影響を与えるからと考えられています。
ストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールやアドレナリンの分泌が促されるため、交感神経が緊張しそれに伴う生理的な反射作用が身体各所に現れてきます。
これらの生理的反応は、短期的であればストレッサーそのものの対応に役立ちますが、長期的になってくると生理的機能や代謝のバランスが崩れ、免疫機能の低下などに繋がってしまい心身の健康問題に発展することがあるのです。例えば高血圧、心臓疾患、糖尿病、うつ病、不眠症、不安障害、消化器系の不調のような健康問題を引き起こしたり、生産性や人生の質の低下を招くことに繋がってしまうため侮れません。
ストレスの行動への影響
ストレスは、個人の行動にも影響を与えることがわかっています。
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食欲変化:ストレスが原因で食欲が増進したり減退したりすることがあります。ストレスによる食欲増進は過食の原因となり、ストレスによる食欲減退は栄養不足を引き起こす可能性があります。
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睡眠変化:ストレスは、寝付きが悪くなったり夜中に目が覚めたりするなど、睡眠に深刻な影響を与える可能性があります。慢性的なストレスは長期的に睡眠不足を引き起こす可能性があります。
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身体活動量の変化:ストレスは、身体的な活動量にも影響を与えます。 一部の人はストレスが原因で身体的な活動量が増加する一方、身体的な活動量が低下してしまうような人も存在します。
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薬物乱用:ストレスが引き金となり、アルコールやタバコなどの嗜好品を始めとした薬物乱用状態に陥りやすくなります。薬物乱用は、健康問題や社会問題を引き起こす可能性があります。
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行動パターンの変化:ストレスは、人の行動パターンにも影響を与えてしまうことがあります。 例えば、社交的であった人が引きこもりになったり、自信を持っていた人が不安症になったりしてしまいます。
このような影響は、ストレスが長期化した場合やそのストレスの強さによって、より深刻なものとなっていく可能性が高まります。
副腎疲労とは
副腎疲労という言葉を耳にされたことがありますか?
これは、慢性的なストレスが原因で脳や臓器が疲れてしまい、坑ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンなどの分泌が低下し、身体のエネルギー供給やストレス対応機能も低下してしまった状態を指します。
本来、ストレスがかかると副腎皮質からはコルチゾール、副腎髄質からはアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。これらのホルモンは、血糖値を上昇させ、血圧を上昇させ、筋肉を収縮させ、交感神経を刺激することで、身体をストレスに適応させてくれるのです。
しかし、長期間に渡ってストレスがかかると、度重なるストレスへの適応反応に副腎が疲労してしまい、今度は逆にホルモンの分泌量が低下してしまいます。
その結果、血糖値や血圧が低下し筋肉や神経系が正常に機能しなくなり、疲れやすくなってしまったり不安やイライラ、集中力の低下などの症状が現れてしまうのです。
副腎疲労は急には引き起こされないと考えられています。長期(数年~十数年)に渡って過剰なストレスの影響を受け続けてしまわないように注意が必要です。
ストレスを緩和させる食べ物
ストレスを緩和する食べ物としては、以下のようなものがあります。
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ナッツ類:アーモンドやカシューナッツなどのナッツ類には、ストレスを緩和する効果があるとされるビタミンBやマグネシウムが含まれています。
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チョコレート:ダークチョコレートには、ストレス緩和や気分改善効果があるとされるフェノール類が含まれています。ただし、高カロリーであるため適度な量に留めるようにしましょう。
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緑茶:緑茶には、リラックス効果があるとされます。ただし、カフェインも含まれますので多飲には注意が必要です。
ストレス発散法
ストレス発散法には、以下のようなものがあります。
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運動:有酸素運動はストレス解消に効果的です。ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、自分に合った運動を行いストレスを発散させましょう。
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深呼吸:ゆっくりと深呼吸をすることで心拍数や血圧を下げることができます。定期的に深呼吸を行いストレスを軽減しましょう。
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趣味:自分が好きな趣味に時間を費やすことでストレスを解消することができます。読書や映画鑑賞、料理や手芸など、自分に合った趣味を見つけて疲れすぎない程度に楽しんでください。
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社交活動:友人や家族と会話をすることでストレスを発散することができます。また、ストレス解消に効果的なマッサージやアロマセラピー、ヨガなどを取り入れるのもおすすめです。
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睡眠:十分な睡眠をとることでストレスを解消することができます。就寝前にリラックスする習慣をつけてしっかり睡眠をとりましょう。
ストレス過多の状態に陥った場合は、ストレスの原因を特定しストレスを軽減する方法を見つけることが重要です。 適度な運動や十分な睡眠、リラックスする時間を設けたり、コミュニケーションを取るなど、自分に合った方法でストレスを緩和することが大切です。
鍼灸整体でのアプローチ
ストレスを軽減するために鍼灸整体施術は有効です。
鍼灸の生体作用には以下のようなものが知られています。
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神経調整作用:鍼灸刺激により神経系の興奮や抑制を調節することができます。 例えば、交感神経の活性化を抑制し、副交感神経の活性化を促進することができます。
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循環調整作用:鍼灸刺激により血流やリンパの流れを改善することができます。また、血圧の調節や免疫系の活性化にも貢献できます。
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ホルモン調整作用:鍼灸刺激により内分泌系の調節を行うことができます。 例えば、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌を抑制することができます。
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筋肉調整作用:鍼灸刺激により筋肉の緊張を緩和することができ、疲労回復を早める働きかけができます。
これらの生体作用により、鍼灸は様々な症状や疾患に対して効果的な治療法として用いられています。 具体的には、疼痛緩和、ストレス緩和、不眠症、自律神経失調症、アレルギー疾患など挙げられます。
当院の鍼灸整体によるアプローチでは、主に背部の自律神経系と密接に関わるツボ(経穴)を利用し、自律神経のバランスの改善や血行の促進、筋肉の緊張の緩和、内臓疲労の調整などを目的とします。
過緊張傾向の方、内臓疲労傾向の方、腸内環境悪化傾向の方、心因ストレス過多傾向の方など様々なタイプの方がおられますが、身体の状態と訴えのバランスを観て適宜施術を行なっていきます。
心と身体の関係は切り離せません、心の状態がどれだけ身体的な緊張や不調と関わってしまうかということも含め、ストレスとの向き合い方を徐々に理解していただけるようにもしています。
施術中に、普段上手く吐き出せない愚痴をこぼしていただいても構いませんし、思いっきりリラックスして眠っていただいても構いません。
ストレスを溜め過ぎて症状が重たくなってしまう前にぜひご来院ください。
アラテックセラピーでのアプローチ
アラテックセラピーには、ストレス対処の項目が存在します。
しかしながら誰にでもストレスの施術を行なえるわけではなく、施術ができるのは評価の結果、エラー(誤認識)反応が見つかった人に限ります。
(ストレスに自分は弱い)と自覚されている人も少なくなく、そういった自覚のある人にはだいたいエラー反応が見られます。
ストレスがかかると胃が痛くなってしまったり、とたんに元気が無くなってしまうなど、なんらかのストレス刺激に起因して心身に過剰な反応が出てしまう場合、それがストレスに対する過敏反応と考えられるわけです。
基本的には1度でストレス過敏反応に対する施術は完了します。
仕事もプライベートも人間関係でのストレスが多くて辛い、、、
ストレスがかかると思考能力も鈍ってしまう、、、
ストレスがかかると抜け毛や腹痛になりやすい、、、
そのようなお悩みや傾向のある方にぜひ体感していただきたい施術法です。
ちょっとしたことでも積み重なると更なるストレスになってしまいますよね。
当院では皆さんのアレルギー/過敏症でのお悩みを解消し、笑顔で過ごせる日々を取り戻すお手伝いをさせていただいています。
※アラテックセラピーとリブラメソッドでは、ストレスへの過敏反応も施術対象となっております。相談フォーム、お電話で直接お問い合わせください。