当院では、小児喘息もその施術対象となっております。
千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院だけです☆
小児喘息(小児気管支喘息)について
私自身も小児から喘息を患っていました。幼少期は重度の症状が頻繁に、その後20代半ば頃までは台風が近づいた時や、コンディションの良くない時などに軽い発作症状が現れていました。
感染症や心臓疾患、先天性の異常、身体にそういった問題が無いのに喘鳴を伴う呼吸困難症状を繰り返してしまう状態のことを気管支喘息と呼びます。成人の気管支喘息と病態などはほぼ同じになりますが、小児の場合は患児の多くがアトピー性の疾患やアレルギー性鼻炎を併せ持っていることがその特徴となっており、その多くはダニやハウスダストのような何かしらのアレルゲン、タバコのような刺激物に対する気道の炎症が基となって発生します。
アトピー体質や気道の過敏症があると発病しやすくなり、ウイルス感染などからの気管支炎の発症も喘息を引き起こす要因になります。
小児喘息の症状
小児喘息(小児気管支喘息)の主な症状は『発作性の咳』『喘鳴(ぜーぜー、ひゅーひゅー)』『呼吸困難』となります。これらの症状は夜間や早朝に現れることが多いです。中発作時にはなんとか呼吸をしようと陥没呼吸(肋骨の間などが息を吸うときにくぼむ)が見られます。大発作時には横になっていられなくなり、起坐呼吸と言って上半身を起こし前傾させてなんとか呼吸をしようとします。
私自身も幼少期はずいぶんと大発作に悩まされました。特に気圧や気温の変化に弱く、台風シーズンや季節の変わり目などには夜毎に夜間救急病院で吸入や点滴を受けていたことを覚えています。日によっては病院から帰るのが明け方になっていることも多く、寝不足と疲労で翌日の学校を休むこともしばしばありました。
小児喘息の原因
ハウスダストやイエダニ、花粉やカビなどのアレルゲンに対するアレルギー反応であったり、気圧の変化や気温の変化、精神的ストレスなどのある種の刺激によって引き起こされることもあります。また運動誘発型といって、運動刺激が喘息の発作を誘発してしまうというケースも存在します。
当院の治療法
小児喘息に対して、当院では基本的に以下2通りの方法で施術を行うことが出来ます。
- アラテックセラピーによるアプローチ:小児喘息の原因となっている物質と身体との間違った関係性を修復する(1回〜複数回、個人差があります)。※
- 鍼灸施術によるアプローチ:定期的に施術を継続していくことで身体の冷えや内臓系の機能低下など、発作の起きやすい体質を変化させていきます。※※
※アラテックセラピーはアレルギー・過敏症タイプの喘息に強く、運動誘発型喘息に関しては十分な作用を見込めない場合があります。詳細はお問い合わせください。
※※小児に用いる針術は小児鍼法といって「刺さない針」を使った「接触刺激」による施術になります。
小児喘息に対して鍼灸による施術とアラテックセラピーによる施術の各項目を比較をすると以下のようになります(当院の場合)。
① | 身体への侵襲性 | 対象年齢 | 施術の持続作用 |
はり・きゅう | 針・灸による物理刺激 | 幼児から可 | 比較的長期の継続が必要 |
アラテックセラピー | 侵襲性無し(無痛) | 乳幼児から可 | 半永久的* |
*必ずしも100%を保証するものではありませんが、施術作用は長期的に持続します。
② | 施術期間(目安) | 初回費用 | 2回目以降費用 |
はり・きゅう | 長期的に継続通院(数ヶ月~年) | 5,500円(小児料金の場合) | 3,300/回 |
アラテックセラピー | 複数回(1~10回程度)** | 22,000円(初回施術込み) | 11,000/回(学割適応) |
**個人差があります、個々の施術回数目安は初回評価の後にお伝え出来ます。
アラテックセラピーは小児喘息も施術対象となります。小児喘息のお子さんが過敏に反応しやすい刺激(物質)は、例えばハウスダスト、カビ、犬猫、乳製品、気圧変化、温度変化等いくつもあるわけですが、一般的に関連性の高い代表的な刺激(物質)はこちらで把握できていますので、アラテックではお子さんがどのような刺激(物質)に対してアレルギー・過敏症の傾向があるのかをチェックした後、それら刺激(物質)の中で小児喘息の症状と関わりがより深いと考えられる物質から順に身体のエラー反応を修復していくことになります。検出された項目が多い場合、または症状が重たい場合などは施術回数が複数回に及ぶ場合があります。施術回数の目安は初診時評価の後にお伝えすることができます。