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千葉県在住 30代女性
主訴:食べ物を吐いてしまう(平成30年2月 摂食障害と診断を受けたもの)
副訴:気分の落ち込み、不眠、頭痛、集中力の低下、イライラ、疲れやすいetc...
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【患者記録より】症状の出現は平成29年11月頃より、当初は(何を食べたいか、何を食べたら良いのかわからない)という感覚が出てきただけで、お腹は空くため食事のリズムは乱れたが食べたいものを食べたい時にという食事は出来ていた。同じく11月後半のある3日間には、食べたものを吐きたくなってしまい食べた物は全て吐いてしまっていた。その後、胃痛が始まり2週間程度体調不良となる。平成30年に入ってからは、食べられる時もあればやはり吐き戻してしまう日もあるといった状況が続く。また、気分の落ち込みや不眠、頭痛といった症状を自覚しはじめた。平成30年2月、こういった一連の症状が続いたため病院へ、この時に【摂食障害】と診断を受け、処方された「フルボキサミン酸塩」「アルプラゾラム」の服用を始める。が、おそらく副作用の影響等もあり、昼は眠く、集中力が無い、イラつきやすい、活動意欲が湧かない、疲れやすい、気分が落ち込む、夜眠れないといった症状を自覚しはじめる。また、当時していたアルバイト終わりに食べて吐くという習慣ができてしまい、吐くことで喉も痛くなった。この頃は一睡もできない日もあった。平成30年4月、アルバイトを辞めたことの他にも大きな環境の変化があったことで体調が少しづつ良くなっているのを自覚する(夜眠れるようになる、それまでにはほぼ毎日食後に吐いていたのが週2日ぐらいになる)。平成30年6月には1回吐いた程度となるが、おそらく薬の副作用による頭痛が残っていて、2日に1回昼寝をしなければならないようなコンディション。平成30年7月に入り、体調が良くなっていることから自ら薬を断てみたものの、イラつきが周囲に影響を与えてしまったことから7月末にはまた薬を飲み始める。その後平成30年8月1日に再び断薬。8月3日に当院でアラテックセラピーを受けるに至る。
※この症例はあくまで一個人の例であり、全ての方に同じように効果が出ることを保証するものでは一切ありません。ご本人からの承諾を得て掲載させていただいております。
初回施術 (8/3)
当院へ通院中のお母さんから相談を受け、吐き戻しの一連の症状が心因的な要因があるにしても、なにかしらの消化器系等の異常反応から引き起こされるものだとしたらアラテックセラピーが役に立てるかもしれないとお話をさせてもらいました。その話を聞いてご本人が興味を持って来院されたという流れです。来院時の状況としては、吐き戻しの一番ひどかった時期は過ぎているが不定期に飲食の後に吐いてしまうというもの。最初の項目チェックでは、やはり、というべきか消化器系の「消化管ホルモン」「消化粘液」「酸」「ペプシン」などの物質や「糖」などに反応が見られました。初回の施術は「消化管ホルモン」を中心に、関連するいくつかの項目に対するエラー反応の修正を行い修了しました。施術直後に何か変化を感じているか尋ねると「あれ?お腹が空てきました(笑)」とも返答が得られました。
2回目の施術 (8/7)
【完全に良くなった】
初回施術の4日後の再来院。初回施術の後のアンケートには「完全に良くなった」にチェックが入れられ。「イライラが無くなった」「食べ過ぎたと思っても何も感じなくなった(以前は吐いていた)」と回答されていて私も驚いてしまいました。何よりも表情がとても明るくなっていて、お子さんに対してもゆとりを持って接することが出来るようになったことが大きな変化だとも言っていただけました。今回の【完全に良くなった】というのはあくまでご本人の感想です。良くなったのですからそれに越したことはないのですが、初回の項目チェックでは他にも消化器系と関連のある物質が検出されていたので、後日それらも施術を受けておいた方が良いことを伝え施術を終了しました。
3回目の施術 (未)
施術を行ったら追記いたします。
まとめ
摂食障害の症状が1番酷い時期を過ぎていたとはいえ、アラテックセラピー後にご本人にあれだけわかりやすく『変わった』と実感してもらえたことは治療家としてとても喜ばしいことでした。同じような症状で悩まれている方はたくさんいらっしゃいますので、このブログを見てくださったあなたの周りに、そのようなお悩みを持たれている方がいらっしゃいましたら、ぜひアラテックセラピーをご紹介ください。2024年現在、千葉県松戸市でアラテックセラピーが受けられるのは、てんびん鍼灸治療院のみとなっておりますが、他県の方や遠方の方には近隣のアラテックを扱う先生方をご紹介させていただくことが出来るかもしれません。お気軽にお問い合わせください。
アラテックセラピーが素晴らしいことの1つは、【施術間隔は気にしなくて良い】ということです。早く様々なアレルギーや過敏症由来の症状から解放されたい方は続けてご来院くだされば良いですし、忙しくてなかなか通うことが出来なかったとして例えば3ヵ月に1度、半年に1度といった来院のペースでも前回の続きから治療を行うことができるのです。これは1つの身体のエラー反応を修正しその効果が身体に定着しさえしてくれれば、基本的にはそのエラー反応が無くなったままで生活することが出来るからなのです。そういった部分では、従来の鍼灸治療による施術間隔や頻度とは一線を画すものとなっております。