線維筋痛症/原因不明の痛み について
線維筋痛症は筋肉や関節の強い痛みを主症状とし、個人差がありますが疲労感、倦怠感、頭痛、発熱(38℃以下)、吐き気、乾燥などの皮膚症状、手足のしびれ、めまい、耳鳴り、不安感、集中力の低下など様々な随伴症状が現れてしまう原因不明の疾患になります。筋肉や関節に激痛があるにもかかわらず、病院等の検査で異常となる所見が得られないため線維筋痛症とは診断をされずに悩まれている方も多くいます。
線維筋痛症の症状
線維筋痛症の症状は多岐に渡ります。※必ずしも全てが現れるわけではありません。
【主症状】
- 慢性的な全身的あるいは部分的な強い痛み(激痛)
【随伴症状】
- 筋肉痛
- 関節痛
- 疲労感
- 倦怠感
- 38℃以下の発熱
- 手指のこわばり
- 手指の腫れ
- 手足のしびれ
- 手の震え
- めまい
- 耳鳴り
- 月経困難症
- 生理不順
- 各種のアレルギー症状
- 痒み
- 抑うつ症状
- 睡眠障害
- 集中力の低下
- 体重の変化
- その他
主症状である痛みはまさに激痛で、当院にいらした方の中には『身体の中からナイフで刺されているようだ』と表現された方もいらっしゃいました。それだけ激しく辛い痛みが慢性的に続いてしまうわけですから症状を抱えられている方の苦痛は計り知れません。この疾患に悩む期間が長くなればなるほど身体のみならず精神的な苦痛も続くことになってしまいます。
線維筋痛症に対する当院の施術法
線維筋痛症に対して、当院では基本的に以下の流れでの施術を行わせていただいております。
- アラテックセラピーにより、線維筋痛症の原因となっている物質と身体との間違った関係性を修復する（〜複数回、個人差があります）。
- アラテックセラピーによる修復が終了した段階でも疼痛やその他の症状が気になるほど残っている場合には鍼灸施術へ移行し各症状へのアプローチを行います。※アラテックセラピーの施術経過とともに激痛や随伴症状が気にならないようになっていれば鍼灸による施術を行う必要はありません。
※アラテックセラピーを先に受けられることをオススメするのは、結果的に施術期間や施術回数を少なくできることがわかっているからです。線維筋痛症の方の場合、当院の鍼灸治療のみでのアプローチでは、施術直後は症状の一時的な緩和が認められてもしばらくすると疼痛が戻ってしまうということが多々ありました。
当院では線維筋痛症に対しても積極的にアラテックセラピーによるアプローチを行っています。必ず良くなるということを保証することは出来ませんが、線維筋痛症の方、またはそうだと考えられるような訴えの方に対する施術では症状変化の手ごたえを感じています。病院での処置により症状がコントロール出来ていればまだよいのですが、『痛み止めが全く効かない』と言って当院へ来院される方もいました。アラテックセラピーで症状を悪化させてしまうようなことはありませんので、強い痛みに悩まされ続けている方には試していただきたい施術法です。
