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毛細血管スコープの最新モデルを導入しました!
こんな画像が確認できたり(※低倍率 約175倍時)
こんな動画がリアルタイムで確認できてしまうんです!(※高倍率 約620倍時)
毛細血管スコープ(GOKO BScan-ZD)について
毛細血管スコープ【GOKO BScan-ZD】は、光学機器の開発に70年の歴史を持つGOKO映像機器株式会社さんの製品で、2021年12月にこの最新モデルZDが発売されました。
光学620倍*のズーム機能と従来の製品より10%アップした被写体深度から得られる鮮明な毛細血管の画像は一見の価値ありです。
*光学的拡大で620倍(20インチモニター上)の意味
なぜ毛細血管を観るのか?
血液が生き物にとって重要なものだということは皆さんもご存じの通りです。
なんらかの理由で出血多量になってしまうと命の危険が出てきますし、生命を維持する上で血液は必要不可欠なものです。
鍼灸師・柔道整復師として長年働いてきておりますが、
「血行を良くしましょう」「血流が大事です」
って言葉をもーーーー何度口にしてきたことかわかりません。
身体を良くするために、素直にそのアドバイスを受け取って実践してくださる方もたくさんいましたし、
話を聞いてはくださっても、実際に血流改善のためのアクションを起こし、且つ継続するというのはかなり難しかったりするんですね。
途中で続かなくなってしまうケースの方がむしろ一般的だと思っています。
こちらの伝え方にも至らない部分があった可能性ももちろんありますが。
でもやはり、血行(血液)というテーマは、健康・美容・回復といった、当院に足を運んでくださる方々の目的を考えた時に
「めちゃくちゃ、メっっッちゃくちゃ大事」
※文字を大にして伝えたい
なことなので、皆さんがより理解/実感しやすくなる方法はないか?と、ずっと探していたんです。
自分の毛細血管の「今」が目で確認出来て、その血管の状態からあんなことやこんなことが予測できてしまったら・・・
進むべき方向とやらねばならないことが明確になってきますし、尚且つあまりよろしくない状態を目の当たりにしてしまった時の
やらなきゃヤバイスイッチの入り方が俄然変わってくるんです。
【GOKO BScan-ZD】を知ったとき、「コレだっ!!!」と、一目惚れしてしまいました。
血液の役割とは
血液には健康・美容・回復に関わる様々な役割があります。確認しておきましょう。
- 酸素・二酸化炭素の運搬
- 栄養の運搬
- ホルモンの運搬
- 代謝産物・老廃物の運搬
- 止血・傷を塞ぐ作用
- 免疫・感染防御作用
- 体温調節作用
- PHの維持
- 体液量の維持
などです。
!?身体にとって大事なことばかりじゃないですか??
これ、、、血液の働きが満足に行われていなかったら、大なり小なりなにかしら身体によくないことが起こってしまいそうですよね。
繰り返しになりますが、これらのことからも想像できるように、血液の循環「血行状態」は私たちの身体の健康・美容・回復のカギを握っています。
血管にも個性?
実際に毛細血管を観察していると、皆さん本当に色々な毛細血管をお持ちなことがよくわかります。
人の性格や個性が皆異なるように、毛細血管にもその人のこれまでの生き方が現れてくるため、一人として同じ方はいません。
ただ個々で異なる毛細血管形状の中にも、理想的な形状や特定の条件下での形状というものは存在しています。
当院で診断は行えませんが、そういった様々な指標から血行や血流を改善させるためのアドバイスを行わせていただきます。
毛細血管観察を行う部位
さて、添付画像のような映像は身体のどこで確認するのかと言いますと、、、
ズバリ!利き手と反対側の薬指(第4指)で、爪と皮膚の境界付近(爪郭部)を狙います。
利き手と反対側の薬指である理由は、日常の中で1番使用頻度の低い指だと考えられることや、その他の指と比べた時に血行状態も1番弱い部位と考えられているためで、ナチュラルな手指の状態が観察しやすく、血行状態の指標とするのに適していると言われています。
(手や腕の皮膚で見てしまえばいいのでは?)
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、観察対象が爪郭部であることの大事な理由がもう一つあります。
それは、毛細血管の見え方です。
↑爪郭部では画像のように、毛細血管の動脈脚と静脈脚が末梢部で係蹄(わな)を形成しています、言うなればこのヘアピンのような形を正面から観察できる場所がこの爪郭部なのです。
その他の皮膚部や頭皮では、ヘアピンをカーブの先端側から観察するような状態になってしまったり、網目のように繋がっている毛細血管などもあり、毛細血管の比較検討には向いていないのです。
毛細血管観察で推測できること
毛細血管観察により推測できるのは以下のようなことになります。
※診断行為は一切行えません。
- 毛細血管のゴースト化状況
- 食事の高脂質傾向
- 食事の高糖質傾向
- ストレス傾向
- 身体の酸化傾向
- 細胞の代謝傾向
どんな人が毛細血管観察をした方が良いか
どんな人が観察したらいいのか?
私は、全ての人が観察するようになったらいいと思っています。
むしろ健康診断の検査項目に当たり前に入ってくる世の中になったらいいのになとさえ思っております。
東洋医学には【未病治(みびょうち)】という考え方があります。
「未だ病まざるを治す(いまだやまざるをちす)」と読みますが、これは
「病気や体調が悪くなってから対策をするのではなく、その前の健康な常日頃より身体を労り、病を防いで(遠ざけて)おきましょう」
簡単に言えば「予防に力を入れましょうね」という教えです。無駄がないんですね。
私は、毛細血管のコンディションを定期的にチェックすることが、この未病治の教えをわかりやすく酌める方法の一つだと考えています。
今なにも自覚症状が無いような方でも、毛細血管レベルでは不調の兆しが見え始めているかもしれません。
そのサインが見え始めた段階で手を打っていくことが、まさしく毛細血管レベルでの未病治に通ずる対策と言えるのではないでしょうか。
ですので
- 食事が乱れがちな方
- 生活習慣が乱れがちな方
- ここのところ体調が良くない方
- 血行が悪い自覚のある方
- 肩こりや腰痛のひどい方
- 頭痛持ちの方
- 冷え性の方
- むくみが気になる方
- よく風邪をひいてしまう方
- 何か疾患をお持ちの方
- アトピーで悩んでいる方
- 様々なアレルギーで悩んでいる方
というような、お悩みのある方はもちろん毛細血管レベルのコンディションを確認して欲しいと思うわけですが、
その他にも
- 単純に自分の今の毛細血管コンディションを観てみたい
- スポーツパフォーマンスを高めたい
- 免疫力を上げたい
- キレイでありたい
- 血管美人になりたい
等の目標や目的をお持ちの方にもどんどん毛細血管レベルのコンディショニングに興味を持っていただけたらいいなと願っています。
毛細血管レベルで健康管理が行えるようになってきたということです。
「血行を改善する」ということも、一時的な効果を期待するものだけではなく血管/血流コンディションを育むという問題の本質に手が届くようになっています。
定期的に自分の目で毛細血管を確認できるわけですから、効果も失敗も実感しやすいことこの上ないですよね。
当院の血行管理へのこれまでとこれから
今までてんびん鍼灸治療院ではあらゆる症状でお悩みの方に、
- 脈波を用いた血管健康解析で血管状態と血液循環状態を把握
- 血液検査データから、提携医師による動脈硬化の状況と栄養状態の解析
を用いて、血行状態の把握と改善法のアドバイスを行ってきました。
今後はここに毛細血管観察が加わることで、より詳細なアドバイスと視覚で毛細血管の改善状況が把握できるようになります。
なんとなく血行を良くするのではなく、一歩ずつ確実に血行を良くしていく選択をしていきましょう!
毛細血管観察費用
毛細血管観察費用 : 1回 550円(税込み)
関連リンク
血行はアトピーや各種のアレルギー症状の克服とも非常に関りの深いものです。
当院では皆さんのアレルギー/過敏症でのお悩みを解消し、笑顔で過ごせる日々を取り戻すお手伝いをさせていただいています。
アレルギーや過敏症状でお悩みの方はアラテックセラピーをご検討ください、こちらのご予約フォームかお電話で直接お問い合わせください。