胃酸の逆流
今日は胃酸の逆流でお悩みの方に向けたお話です。
いわゆる逆流性食道炎というものですね。
食道と胃の境界に存在する噴門(ふんもん)部の機能低下や多量の胃酸分泌により、強酸性である胃酸の食道への逆流が抑えられずに耐性の無い食道粘膜が荒れ、随伴症状が出てしまう状態を指します。
症状には個人差があって、胃カメラで確認すると食道下部に炎症が見られるのに無症状の方もいたりします。
自覚症状のある方は、
- 胸やけ
- 胃もたれ
- 胃部不快感
- 酸っぱい物のこみ上げ
- 胃痛
- お腹の張り
- 旨のムカムカ
- 食物のつっかえる感覚
- げっぷが多い
のような訴えがあり、現代医学では基本的に服薬によって胃酸の分泌量をコントロールして経過観察を続けるという対応をします。
アラテックセラピーと相性の良いお悩みの1つです
先に挙げたように、何かしらの原因があって発生する、逆流性食道炎、胃酸の逆流ですが、アラテックセラピーでは独特の考え方をします。
色々なケースがあるのは確かですが、アラテックセラピーの理論では身体が胃酸を嫌がっている(胃酸を外敵だと誤認している)として対処します。
考えてみてください、あなたが吐いてしまう時というのはどんな時でしょう?
乗り物酔いや暴飲暴食の結果として吐いてしまうというのももちろんありますが、
ここでは、悪い物を食べたり、お腹にウイルスや細菌が入ってしまった時のことを想像してみてください。
そう、身体に合ってないもの、出さなきゃ自身に不都合が生じてしまうものは頭で考えるでなく、反射的に身体の外に排出してしまうという自己防御機構が備わっているから吐いてしまうんです。
なので、身体が胃酸を嫌がっている(胃酸を外敵だと誤認している)という身体システム内での誤認(エラー反応)があると逆流性食道炎/胃酸の逆流が起こる(外に出したくなってしまう)よーというのがアラテックセラピーの考え方です。
そうした時に、アラテックセラピーで評価を行うと、こういう症状をお持ちの方は、ほぼ「酸」にエラー反応が確認されます。
この「酸」という項目は、体内の代謝などに関わる酸から食べ物に含まれる酸に至るまで幅広い酸を網羅していますが、中でも「胃酸」のエラー反応が高確率で検出されます。
なぜエラーが起きるのか?については、また別の機会に触れさせてもらいたいと思いますが、
逆流性食道炎や胃酸の逆流がある方は「梅干し食べると胃痛が増す」「炭酸飲むと戻りやすい」など、
胃酸が多く分泌されるような刺激が入ると症状が悪化する自覚があることが多いんですね。胃酸が苦手なのだから当然と言えば当然です。
あなたの胃酸が他人と比べて特別酸性度が高いわけでもないですし、身体の誤認(エラー反応)なんだって考えてあげるととても理解しやすい病態なんですよ。
アラテックセラピーは身体の誤認識を元通り(本来の状態)に修正できる施術法なので、身体の酸に対する誤認識も修正できます。
・酸味の強い物を食べると不快感が出る
・吐き癖がある
・慢性あるいは不定期に胃痛等に悩まされる
・機能性ディスペプシアや逆流性食道炎と診断を受けている
このような方も含め、
「薬を飲み続ける以外の方法でどうにかしたい」という方はご相談くださいね。