比較的火傷のリスクの少ない、心地よく受けていただけるタイプのお灸法ですが、用法や皮膚の性質等によっては強く反応が出ることもあります。
状況を確認しながら施灸いたしますので熱い時などはすぐに対応いたします。
あなたに安心して治療に臨んでいただけるよう、当院では特に初診時のコミュニケーションを大事にしています。
問診や検査、触診等に時間をかけることで、あなたがどんな目標を持ち、どんなことに悩み苦しんでいるのかを出来る限り共有させてください。
治療で身体に触れる前に、あなたの心に触れておきたい。
それが、こころとからだのバランスが大事だと考える、てんびん鍼灸治療院の方針です。
Contents
鍼灸の治療作用
鍼灸治療を行った際に生体に現れる作用には、調整作用・誘導作用・反射作用・鎮痛作用・消炎作用・防衛(免疫)作用・転調(変調)作用があります。
〇調整作用
鍼灸による刺激が神経系の機能を亢進させること、もしくは減退させることを言います。
〇誘導作用
鍼灸による刺激が加わると、施術局所を中心に毛細血管の血流が増え皮膚に発赤が見られます。循環血液量を増加させるこの作用のことを言います。
〇反射作用
鍼灸によって皮膚、筋肉、筋膜、骨膜、靭帯、腱などに加えられた体性刺激は中枢神経系に伝えられ様々な反射を引き起こします。
〇鎮痛作用
鍼灸施術は中枢神経系の鎮痛メカニズムである下行性抑制系を活性化させることが知られています。
〇消炎作用
鍼灸刺激により総白血球数の増加しその食作用の亢進が見られます。また末梢循環の改善も見られることから、
〇防衛(免疫)作用
鍼灸による刺激が、リンパ節・脾臓・肝臓・骨髄・副腎の細網内皮系や免疫系の機能を向上させ、感染に対する防衛力を高めることがわかっています。
〇転調(変調)作用
アレルギー体質や自律神経失調症などの体質を改善し強くする作用があります。